政治資金規正法違反問題 第2回市議会特別委開く


 小樽市議会の「政治資金規正法違反問題に関する調査特別委員会」(前田清貴委員長)が、6月29日(水)13:00から、市役所別館第2委員会室で開かれた。
 第2回目の委員会となったこの日、傍聴席を満席にするに約40人の市民が訪れ、いまだ事件に対する市民の関心の高さを伺わせた。各委員らは、再発防止や全容解明などについ て質問。中松義治市長、山崎範夫前総務部長(現参事)らが答弁した。
 中松市長は、「(職員の処分についての)市長としての見解は申し控える。個人的には、外部委員会で適正に判断された段階できちっと判断したい。ス ピード感を持ってやっていきたいが、外部委員会で調査されている中で、まだ処分の方向性を市民には言えない。私自信の処分は、現在のもので、更なる処分も考えている」と述べた。

 山﨑参事は、「皆さん方の付き合いで、政治の世界で接触してきた。ナーバスな問題で相当慎重に取り扱わないといけない。調査委員会でどういう形で出てくるのかは分からないが、今後、どんな形で臨むのか、二度と起こらないために全面的に協力したい。法令順守を含めて認識が足りなかった。今回の事件について、何回もお詫び申し上げてますので、改めて申し上げないが、事実としてあるが、99%の職員は一生懸命やっているのでご理解をして頂きたい。私もまだ少しあるので、期待されていないが、少しでもこの街にパワーを与えながら、少しでも良くする取組みに参画させて頂ければ」 と答弁した。


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