築港ベイエリアでいかだレース!60人が激漕・迷漕・珍漕



 小樽築港ベイエリア委員会(西條文雪委員長)の「道新賞争奪!第5回いかだレース大会」が、8月21日(日)09:30~15:00、築港ベイエリア大型浮き桟橋(臨海公園前水域)で行われた。
 築港臨海公園前水域の活用促進を目指す同委員会の結成当初からのイベント。午前に、タイヤチューブと腰掛用の板をロープを結んで自前のいかだを造り、午後にその速さを競う。
 今年は、19チーム・60人が参加。小樽市民のほかに、アメリカ人英語教師や、昨年一人旅中に参加した姫路の中学生の姿も。
 競技は、2人漕ぎの往復150m、3人漕ぎの往復200m、4人漕ぎの往復250mの3種目。参加チームは、スピードを重視しタイヤチューブを楕円に絞ったり、安定感を重視するなどそれぞれ工夫を凝らした。参加条件の年齢に満たない子供をイメージした浮き輪と風船をつけたり、参加者のミニチュア人形をくくるなど、ユニークないかだも登場した。
 途中大雨に見舞われたものの、レースでは、スタート早々に沈没するチームや最初から最後まで安定感を持って完走するチームなど様々で、老いも若きもいかだレースを楽しんだ。海上保安部チームは、海猿の格好で漕ぐ職員もおり、60人の激漕・迷漕・珍漕は大盛り上がりとなった。会場では、家族らの「もっと早く漕いで」、「早く早く」、「どっちに進んでいるの」の歓声が大きく響いた。
 同委員会では、今後、9月4日(日)に「第4回障害者舟艇体験教室」、18日(日)に「第5回
漁業体験教室&フリマ」のイベントを計画している。問合せ:0134-33-1340

 小樽築港ベイエリア委員会HP