議会の写真撮影のあり方を議論 活性化検討会議


 小樽市議会活性化検討会議(斉藤陽一良座長)は、9月5日(月)、第2回会合を開き、一般傍聴者による本会議、委員会等での写真撮影のあり方について一定のルールを定めることにした。
 議会事務局によると、本会議と委員会の写真撮影は、小樽市議会傍聴規則で市政記者クラブ加盟の報道機関のみ許可しているが、最近、記者クラブ以外の報道機関からの撮影以来や議員自身のHPや機関紙に掲載するための撮影の申し出が増えてきているという。申し出があった場合は、議会運営委員会に諮り議長が許可する形をとってきた。
 しかし、撮影時の頻繁なストロボ使用や、他の傍聴者の前を遮るなどの撮影マナーについての指摘が、事務局へ寄せられていた。検討会議では、「今後も撮影希望者が増える」と予想し、7日(水)から開会する第3回定例会前に、この写真撮影の取り扱いについて一定のルールを定めることにし、5日(月)に第2回会合を開き協議した。
 結果、撮影は、各議員の質疑の冒頭5分程度とし、撮影場所を報道席からのみと決めた。撮影許可については、これまで同様、議会運営委員会に諮り、議長の許可を得ることになった。
 一般傍聴者の撮影についてのほか、会議を傍聴する議員の写真撮影についても議論が行われたが、事前に撮影することを申し出た上で会議冒頭の撮影を許可することを決めた。