好評の「祝津おさかな市」 9月は"サケ"


osakanaichi.jpg 第3土曜日の恒例行事「祝津おさかな市」。秋と言えば「サケ」をテーマに、9月17日(土)10:00から15:00まで開かれた。会場は茨木家中出張番屋、主催はNPO法人おたる祝津たなげ会。
 小学生を対象に1人500円で、30名限定で行われた「イクラの醤油漬け作り」のイベントの他、水産加工場や祝津の漁師が作った水産加工品を特価で販売。
 今回の注目商品は、超高級食材「干しなまこ」(150g×2入り・5万円)で、乾燥に手間隙をかけて仕上げている。骨まで柔らかくじっくり煮込んだ子持ち鰊の一本炊きや昆布巻き、にしんの切り込みなどの人気商品が並び、前浜で獲れたサケ(1,300円)やイカ・ホタテなども販売された。

 毎回好評の100食限定で販売される浜の母さんのランチメニュー(800円)は、「さけを混ぜたご飯にたっぷりのイクラをのせたイクラご飯・サケの味噌汁・大根の煮物・サケの昆布巻き・サケの揚げかまぼこ」と、サケづくしでボリュームたっぷり。
 小樽在住の「祝津おさかな市」ファンの女性は、「毎回楽しみにしている。浜の母さんのランチが食べたくて来た。ウニの時は、40分くらい並んで食べたウニカレーが美味しかった。いつも母さんの愛情がたっぷり詰まったボリュームのある盛り付け。サケの揚げかまぼこは特に美味しかった。イクラも沢山かかっていて贅沢だった。楽しめるイベントなので、次も是非来てみたい」と話す。
 番屋内では、祝津在住の画家・鈴木京子さんの墨彩画の縮小プリント、墨彩画「小樽、祝津物語」を展示。ニシン漁場だった祝津の歴史・生活・伝説を描いている。食欲の秋と、芸術の秋の2つを同時に満喫できる。
 次回のおさかな市は、10月15日(土)「ホッケ」をテーマに開催予定。