小樽四ツ葉学園グループ展示即売会 長崎屋小樽店2階公共プラザ


yotsuba1.jpg 第16回小樽四ツ葉学園グループ展示即売会が、9月30日(金)から10月3日(月)まで、長崎屋小樽店2階公共プラザで開かれる。
 社会福祉法人小樽四ツ葉学園グループは、小樽四ツ葉学園・小樽四ツ葉寮・忍路分場・よつばクローバー・余市幸住学園・豊丘分場・こうずみメープル・余市豊浜学園・中央保育所・あおぞら保育園からなっている。
 学園利用者が丹精こめて作った作品が、売り場いっぱいに陳列され販売される。農産品は、かぼちゃ・トマト・じゃがいも・りんご・ぶどう・プルーン・生しいたけ。健康食品は、大豆・小豆・黒豆・とら豆・金時豆・白花豆・大納言小豆。手作りの手芸品は、ハンカチ・ティッシュ入れ・お手玉・巾着・帽子・手袋・靴下・小物入れなど、小樽四ツ葉学園手芸班の利用者が日々の作業時間に心を込めて作った作品が並ぶ。
 南蛮みそ250円は、南蛮と大葉を種から育て収穫し、初回からの伝統を引き継いだ味となっている。三升付け400円は、南蛮とこうじと醤油を一升ずつ混ぜ合わせたもので、どちらもご飯のお供に最高の人気商品となっている。園内のハウスで収穫した椎茸を、乾燥させた乾燥しいたけも特価で販売する。
yotsuba2.jpg 自然自生薬草は、どくだみ・スギナ・桑を、余市幸住学園周辺の自生している薬草をとり、乾燥したもの。大自然ならではの商品である。工芸品は、ビーズで作ったブレスレット・携帯ストラップと、細かい作業にも一生懸命に取り組んでいる。籐細工は、週1回、講師の指導で制作したもの。素敵なしっかりとした作品となっている。
 毎年、初日から2日目に集中し、会場は、身動きが取れないほどの大盛況となる。市内発送は無料で、重たいかぼちゃやジャガイモもを持って帰らなくても大丈夫。地方発送するケースも多く、昨年は350件の発送があり、名簿を作りダイレクトメールにて即売会のお知らせをしている。
 売り場では、四ツ葉学園利用者が毎日2名手伝い、係の職員と、大半は、ボランティアが対応する。
 即売会担当の田辺靖博さんは、「毎年、沢山の人に来てもらっている。常連さんも多く、今年も会えるのが楽しみ。顔を見せてくれないと心配になってしまう。最近では、いろいろな即売会があり、影響は確かにあるが、お客さんが楽しく買い物に来てくれれば、それで良い。園内の活動を知らせる場にもなる」と話し、多くの市民の来場を呼びかけている。

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