小樽市文化祭開催 「美術市展」や「盆栽展」


shiten2.jpg 平成23年度小樽市文化祭第65回「美術市展」が、9月28日(水)から10月9日(日)まで、市立小樽美術館で開かれている。主催は小樽市・小樽市文化祭実行委員会。
 1階多目的ギャラリーと市民ギャラリーに油絵、2階会場は、日本画・水彩・彫刻・版画・工芸が展示されている。一般の出品者数84名、入選作品数90点。委員では、出品者数58名、遺作版画1点となっている。
shiten1.jpg 市展委員の宮井保朗さんは、審査委員でもあり、今回版画を出展している。タイトル「BLACK ABYSS」。「見る人がいろいろとイメージして欲しい」と話す。委員が作品の前で講評してくれる講評会が、10月8日(土)にあり、その後18:00よりニュー三幸で表彰式が行われる。受賞者は下記の通り。
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 同時に、1階研修室で盆栽展、1階ミーティングルームで小品盆栽展が開かれている。小品盆栽とは15〜16cmの盆栽をいう。盆栽展を運営している小樽盆栽会には、15名の会員がいる。
 小品盆栽展と盆栽展に出展している大橋正雄会長(84歳)は、「40年前父親の盆栽を引き継いだことが始まり。朝と晩に水をあげ、基本は水と土と太陽、春に土を取り替える。種から育て、会員との情報交換をして丹精込めて育てている。100歳人口の仲間入りができそうだ。日々若々しく目標を持って、盆栽に携わっている。bonsai2.jpg盆栽が凍ったり、ネズミに食べられたりしたこともあるが、これを経験として今後に活かせると良い。審査は、みんな僅差で素晴らしい作品ばかり」と話す。花台や鉢にもこだわりがあり、盆栽の奥深さにその魅力がある。
 市長賞の金勝雄さんは、主木・真柏、添木・ナナカマド、下草・風致草の3点を出展している。
 盆栽展の表彰式は10月1日(土)13:00より市立美術館で行われる。受賞者は下記の通り。

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