にっぽん丸見学会 豪華客船を実感


nipponmaruS1.jpg 「豪華クルーズ客船を楽しみませんか!」と、「クルーズセミナーと船内見学会」が、9月5日(月)12:30から、小樽港第3埠頭に停泊中の「にっぽん丸」で開かれた。北海道クルーズ振興協議会・(社)日本外航客船協会・小樽市・小樽港貿易振興協議会共催。
 豪華客船「にっぽん丸」は、総トン数22,474トン、船客定員202室・524名、主機関ディーゼル10,450馬力×2、全長166.6m、全幅24.0m、喫水6.6m。2010年3月に大幅リニューアルした。
 同船でのセミナーは、日本各地で44回にわたり、小樽では6回目となる。クルーズ旅行の魅力と楽しさ、素晴らしさを多く人に理解してもらうための開催。
 定員200名のところ250名が参加し、4階のドルフィンホールには、コーヒー・紅茶、クッキーが用意されていた。
 まず初めに、DVD「にっぽん丸クルーズのプロモーションビデオ」を鑑賞したのち、小樽商科大学卒のクルーズマスターでJTBの三宅明人氏を講師に、クルーズセミナー「クルーズ旅行の愉しさ」を開催した。
 「にっぽん丸は、美食な船と言われ、サービスも行き届き内容も濃いと評判。クルーズ船の魅力は、便利な事が多く、荷造りのわずらわしさがなく、いろいろな船内のイベントに時間を気にせず楽しめる。入国審査も個人ではなく団体ででき、現金を持ち歩く必要がない。体調の不安にも医者が同行し、不審者の入船もなく治安が良い。乗船者同士の交流の場でもあり、多くの出会いがある。
nipponmaruS2.jpg また、船上からの景色も良く、360度の日の出・日の入り、夜の星空は天然プラネタリウム。イルカとの遭遇もあり、船旅でしか味わえない事が沢山ある」と話し、ドレスコード(服装基準)についても詳しく説明があり、丁寧に解説していた。
 セミナーの後は船内見学。7階へ行き、スポーツバー、プール、ジムスタジオを見学。6階のグランドスイートは、豪華な船室で、船内とは思えないほど充実している。5階は、カフェ&ライブラリーがあり、お茶を飲みながら読書を楽しめる。
 小樽市赤岩から参加した葛西さんは、「実家が石山町でにっぽん丸が入港するとよく見える。船内を見学するのは初めて。豪華で綺麗だった。ぜひ船旅をしてみたい」と話していた。
 次回のクルーズは、「初秋のサハリンクルーズ〜ロシア郷愁の旅」9月6日(火)〜9月8日(木)小樽発着3日間を予定している。