秋空に映える夕陽の街 



 北国小樽に秋の気配が日一日と深まりを見せるこの季節は、また、夕陽がきれいな時期でもある。
 道路脇のススキの穂が揺れ、雨の音とともに小樽の秋が深まってゆく。空気が澄み、空は高くなり、気持の良い季節の到来を告げてくれる。
 秋の3連休となった9月17日・18日・19日の小樽の天候は雨だったが、19日(月)の夕方には雨もやみ、夕陽が小樽の街を飲み込んだ。20日(火)は、久しぶりの快晴が広がり、夕陽がきれいだった。20110920.jpg
 今週は、秋の3連休が2回続く。9月17日・18日・19日の敬老の日と、23日・24日・25日の秋分の日が3連休を作った。今週の勤務日は、3日間だけとなっている。
 秋分の日(23日)は、暑さも彼岸までで、この日を境に寒さを感じる日も多くなる。小樽の夏と秋は短く、その後の冬は長い。つるべ落としに、秋の陽は傾く。
 この季節だけが見せる、秋空に映える夕陽の小樽の街。積丹半島に沈む美しい夕陽が眺められる、赤岩・オタモイ・忍路海岸からの日の入りの光景は、一幅の絵画のような見事さで人を包み込む。
 後半の3連休には、金をかけずに、壮大な光景を楽しめる夕陽見物でもいかが。