今年最後の「祝津おさかな市」開催 大勢の人で賑わう


osakanaichi10-1.jpg 今年最後の「おさかな市」が、10月15日10:00より、祝津の茨木家中出張番屋で行われた。1年間の感謝の意を込めて、「祝津、海の収穫祭」と題して開催され、いつも天候に恵まれなかったが、最終日には晴れ、大勢の人が集まった。
 本日のイベント企画は、「小樽産の塩数の子」と「つぶ」のつかみ取り、1回300円。開店10:00から、新鮮な魚を買い求める人で溢れ、完売する商品が続出。甘エビの素干しは、エビの殻ごと食べられる。これも完売。10月1日に解禁になったばかりの祝津産アワビ1個500円と、活ホタテ1枚70円は、テント内で炭火焼で食べることができる。osakanaichi10-2.jpg
 東京から来た松井さん夫婦は、数の子とつぶのつかみ取りに挑戦し「このお祭りは、大変感激した。スペシャルランチは、とても美味しかった。幸せを感じた」と満足気だった。
 番屋入り口には、スペシャルランチの食券を買う人の列ができ、番屋内では、ほっけのいずしやイクラの醤油漬け、加工品が並ぶ。小樽ぼんきでは、定番の「タコザンギ」に加え、新商品「しゃがちー」を販売。
 浜の母さんスペシャルランチメニューは、祝津産刺身(アワビ・タコ・ホタテ)の三点盛り・祝津産アンコウのとも合え(身と肝の味噌和え)・揚げアンコウのあんかけ・祝津産ホタテの醤油バター炒め・ホッケのすり身汁で980円(100食限定)。テーブルには、ふかしたじゃがいもとかぼちゃがサービスされた。12:30で食券93番目と、完売直前だった。
osakanaichi10-3.jpg 番屋内でランチを食べていた岩見沢から来た男性2人は、「このイベントのために来た。お刺身は、歯ごたえがあって美味しかった。アンコウを食べる機会がなかったが、美味しかった。ホッケでもあれば買って帰りたい」と話す。
 祝津たなげ会・岩崎敦志さんは、「最後のおさかな市、今回は、海の収穫祭という事で、漁師さんの協力もあり、お客さんにとても喜んでもらえた。良い力を残せたと思う。祝津でもアンコウが獲れると、みんなに知ってもらえた。番屋に来てくれた人は、祝津の良さが分ってくれたと思う。来年の事は、詳しくは考えていないが、このような形で続けられたら良いと思う」と、大勢の人が来てくれて安心した様子だった。