手宮3校ファミリープロジェクト しめ縄づくり講習会

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 手宮地区の手宮・手宮西・北手宮小学校の統廃合に向けて、3校の親睦を図ろうと、手宮3校ファミリープロジェクト第2弾として、この時期に相応しい「しめ縄づくり講習会」が、12月7日(水)18:30から、小樽市立手宮西小学校(清水町5)2階図工室で行われた。
 今年9月には、第1弾としてソフトボール大会が行われ、大変好評に終わった。今回は、3校の父兄17名と子ども達・総勢30名での賑やかな講習会となった。
 最初に、手宮小学校の渡辺PTA会長より、「12月は忙しいと思いますが、このような交流を図りながら、楽しくしめ縄づくりを進めていきたい」と挨拶。temiya3sime1.jpg
 参加者は、ビニールシートの上に座り、講師のおたる自然の村指導課長・工藤正司さんと指導員・二杉寿志さんが、職人の域の手さばきで丁寧に指導にあたった。
 工藤講師は、「材料のスゲ(菅)は、湿地帯に生えていて、根元から葉先に撫でても良いが、その反対だと手が切れてしまう。スゲは、身を清めるためや地鎮祭などで使用される。玄関の戸の形が変わり、しめ縄飾りの形も変わってきた。両手・両足を使って作りましょう」と話し、手ほどきを披露した。
 参加者は、体育座りをし、スゲを編むところから始めた。スゲの根元を上に、左に置き3等分する。1/3を右足で押さえ、根元から時計回りひねっていく、結び目から握りこぶし2つ分くらいまでねじる。そして、荒縄を入れ、包むように回してく。ポイントはピンと張ること。出来たら左足で抑えておく。これをもう1本同じようにする。この2本を、左手で下からつかみ、右手を潜ってスライドさせながら2本を絡ませていく。これに3本めも上手く縄状になるように巻いていく。これを輪にして巻結びをして、頭の完成。ここまでが、一番の難関のようだ。
 両手足を使っての慣れない作業に、参加者は悪戦苦闘していた。「講師は、簡単に作っているように見えるけど上手くいかないね」と、つぶやく声が聞こえた。temiya3sime2.jpg
 二杉指導員は、「しめ縄飾りは、日本の文化が詰まっている。3本の調和が良くないと、上手く縄状にならない」と参加者を指導していた。
 その後、先ほど完成した輪にスゲを挿し、落ちないように三つ編みにし、御幣・謹賀新年・鯛などを飾り付け、1時間半ほどで完成した。
 母親と妹と参加した手宮西小学校6年生の大村帆乃さんは、汗をかきながら熱心に制作に励んでいた。「初めてのしめ縄づくりで、すごく楽しかった。足を使って抑えるのが大変だった」。母親は、「前回ソフトボール大会をして、顔見知りになってきている。自分だちで作ったしめ縄飾りを飾るのは、いつもと違う気持ちになる」と話した。
 北手宮小学校の清水博文PTA会長は、「人数は、もう少し多くても良いかもしれないが、3校が一緒に何かをする事が大事。平成28年に手宮地区3校がひとつになる計画があり、慌てないように、3校の交流、地域住民の交流を深めていきたい。前回はソフトボールを行い、これからも行事を計画し繋げていきたい」と話す。
 両手両足を使い、汗をかきながら完成したしめ縄飾り、新年の仕度がひとつでき、大変満足できた講習会となった。
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