教育委員会の「いじめ防止標語」 入選5作品を表彰


 小樽市教育委員会が、11月のいじめの防止キャンペーン期間に公募した「いじめ防止標語」に、市内小中学生484点の応募作品の中から、5作品を入選として選定していた。
 教育委員会では、入選とした5作品の生徒の学校に、高木正一教育委員長が直接出向き、表彰式を行った。12月19日(月)には、手宮西小学校、潮見台小学校、松ヶ枝中学校の3校の生徒を表彰。12月21日(水)は、朝里小学校、朝里中学校で表彰式を行う。
ijimeboushi.jpg 19日、手宮西小学校では、6年生の西将旦君の「これくらい そんな気持ちに 赤信号」の入選作品に、同校校長室で表彰式が行われ、高木教育委員長より、西君に賞状と記念品が手渡された。
 西君は「入選したと聞いてすごく驚いた。お父さんが、標語に詳しく、普段から親しみがあった」と話し、高木委員長は、「普段から築いた下地があったので良かったですね。自信を持っていろいろな事に挑戦してください」と励ました。
 西君は「家族で五七五を決め、ひとつひとつ出し合って組み合わせて標語を作ったりして、普段から親しんでいた。今回の標語は、いじめはダメだということをテーマに、それを分りやすく伝えるために、赤信号という言葉を使ってみた。自分でやらなければならない事は、しっかりやるようにしている」と話す。
 澤本昌宏校長は「西君は、前期の児童会の役員を一生懸命に頑張っていたので、今回入選できて良かった。お父さんが良い影響を与えてくれている」と話した。
 他の受賞者と作品は、
 潮見台小学校2年生 小倉將生「ありがとう 言われてちょっと いい気分」
 松ヶ枝中学校1年生 高津綾乃「小さな勇気 友達救える  大きな力」
 朝里小学校6年生  中村涼花「育てよう 人のいたみを 知るこころ」
 朝里中学校3年生  小林真綾「やめようよ みんなで見ぬふり 聞かぬふり」