ダイバーによる水槽の年末大掃除 おたる水族館


 おたる水族館(祝津)の水槽の年末大掃除が、12月26日(月)〜28日(水)の3日間で行われている。
 水槽内にダイバーが入る大掃除の様子を、冬期特別企画として公開している。
 27日(火)は、14:30より、水槽内のダイバーと来館者が会話を楽しめるように企画。館内の家族連れやカップルが水槽前に集まり楽しんだ。
 この水槽には、ダウリアチョウザメ・シベリアチョウザメ・シロチョウザメ・ベステルなど、約20匹泳いでいる。三宅教平魚類飼育係がダイバーとなり、掃除を開始した。
aquaclean1227.jpg 水温15℃で、水槽によって水温が違う。徳山飼育係が、掃除用具を説明。スポンジやブラシを使用し、珍しい物としては吸盤があり、ガラスの壁につけて体を支えるために使われる。
 その後、ホワイトボードを使って、水槽内のダイバーと来館者との筆談による会話が行われた。「質問はありませんか?」の問いかけに、来館者の「魚に触った事がありますか」の質問が出され、三宅ダイバーは、チョウザメと握手をして見せてくれた。他のチョウザメもダイバーに近寄ってくる場面もあった。
 いつもは魚だけの水槽だが、ダイバーと魚が戯れる様子に来館者は興味を示し、大勢の人が水槽前に集まっていた。他にも「好きな色は?」「好きな食べ物は?」と質問が続き、会話を楽しんだ。