7年ぶりの初日の出! 天狗山のご来光に大勢の人 

 2012年元旦。雲があったものの風もなく、今年は、初日の出が見えそうな気配の中、6:00過ぎから朝焼けが始まった。
sunrise1.jpg 小樽のシンボル・天狗山では、1月1日06:30から、初日の出ロープウエイを運行。続々とロープウエイに乗り、山頂へと人が集まった。山頂レストハウス屋上展望台では、6:45には人が溢れていた。天狗桜の横一帯にも沢山の人が、初日の出を待っていた。
 小樽の初日の出時刻は、7:07だが、朝里岳方面から昇るため、さらに遅くなる。寒さを堪え、今か今かと待ちわびていると、7:19オレンジ色の太陽の先端部分が見え、みるみるうちに丸く眩しい本体が現れた。
 7年ぶりの初日の出を拝む事ができた観客からは、大きな歓声が沸き上がった。思い思いに今年初めて見る太陽に願いを込め、朝日を浴びていた。友達3人で日の出を見に来た男性は、「生まれて初めて初日の出を見た。大変良いものを見た。来年からもっと天狗山山頂を初日の出スポットとして宣伝した方が良い。最高の日の出スポットだと思う」と友達と歓声を上げていた。sunrise2.jpg
 小樽で一番高い所にある「小樽天狗山神社」では、7:00から、初詣参拝者先着100名に「展望レストランてんぐ」で、雑煮が無料で振舞われた。札幌から来た夫婦は「初日の出も見られたし、お雑煮も美味しかった」と大変満足の様子だった。
 同時刻にゲレンデもオープンした。スキーヤー・スノーボーダーに限り、7:00から9:00までの間、ロープウエイが特別料金(大人1,000円・子供500円)で、乗り放題となった。
 7年ぶりの初日の出でと共に、沢山の人が、新たな1年の幕開けを天狗山で祝う事ができた。