公設水産市場で初せり 水産関係者の仕事始め


suisanhatuseri.jpg 小樽市公設水産地方卸売市場(高島1)の初せり式が、1月6日(金)に行われた。夜明け前の薄暗い高島に、卸売業者や買受人など水産業関係者たちが集まった。
 水産業関係者とともに、中松義治市長をはじめ衆議院議員・道議会議員・市議会議員などが訪れ、新年の挨拶を行った。
 同市場開設者の中松市長は、「当市場での卸売価格は、12億3,000万円と昨年比32%の減となった。当市場は、市民生活の安定と生産者の販路の確保を担うため必要」と挨拶。小樽鮮魚買受人連合会・太田清一専務理事は、「大漁と益々の発展を祈願する」と挨拶。3本手締めの掛け声を発声し、2012年の幕開けを告げた。
 昨年は、4年ぶりに、年始に水揚げされた生鮮魚での初せりが行われたが、今年は、連日のシケで、昨年水揚げされた冷凍のマダラやホッケが並ぶ寂しい初せりとなった。