スイーツデコにチャレンジ 総合博物館の冬休み工作会


sweetsdec1.jpg 冬休みの工作会「スイーツデコにチャレンジ」が、小樽総合博物館(手宮1)2階実験室で、1月11日(水)・12日(木)の2日間開かれた。1日目は40名。2日目は定員20名を超える子ども26名と大人18名で賑わった。スイーツデコは、フェイクスイーツと言う食品サンプルから始まり、ここ2、3年人気が高い。
 NPO法人北海道鉄道文化保存会の鈴木あやさんによる丁寧な説明で始まった。シリコン剤を使い、お菓子やフルーツ、ケーキなどをモチーフにしたスイーツを、デコレーションしていく。生クリーム役のシリコン剤は、しぼり袋に入れ、しぼり方の練習をしてから、作品作りに取り掛かった。はじめに、ウッドピン(木製の洗濯ばさみ)にシリコン剤を搾り、パーツを思い思いにトッピングしていく。パーツは、スタッフがあらかじめ手作りして用意したものを使用。粘土で作った本物みたいなクッキーやマカロン、イチゴ、アポロチョコなど、迷ってしまうほどどれも美味しそうに見える。sweetsdec2.jpg
 家で作る時は、100円均一で手に入るものばかりと説明した。本番は、クッキー型やチョコレート型の手鏡にトッピングしていく。参加者は真剣に取り組み、それぞに個性が光る作品が出来上がった。子どもたちはもちろん、大人も楽しめる工作会となった。1週間位、暗くて涼しい所で乾かし、乾くまで触らないようにと注意した。
 花園小学校3年生の成田和真君は「初めて作った。洗濯ばさみの時は、小さくてシリコン剤を搾るのが難しかった。パーツが沢山あって選ぶ時迷った。完成品は、上手に出来たと思う」と話し、沢山のパーツが飾られた手鏡が完成した。娘と参加したお母さんは「広報おたるを見て参加した。普段スイーツデコの付いている物を買っていたので、子どもと作ってみて、親もとても楽しかった」と満足した様子だった。 鈴木さんは「子ども向けのスイーツデコはあるが、大人向けにクオリティーを上げて、冬休みの工作に使ってもらえるように企画した。パーツを手作りするもの楽しいと思う。アンケート結果を見ても、楽しかったという意見が多かった」と話した。