『118番の日』公開海難救助訓練 小樽海上保安部

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 小樽海上保安部(港5)は、海上保安庁緊急通報番号の「118番の日」の周知活動の一環として、1月18日(水)10:00から、小樽港第2埠頭前海域で、潜水士等による海難救助の訓練を市民に一般公開した。
 訓練の様子を市民30名が見守った。気温1℃、水温3℃の中、海上保安部職員2名が釣り人に扮し、1人が誤って海中へ転落。もう1人が118番へ通報した。
 118番受信後、同部は、直ちに警救艇「ほろべつ」、巡視船「すずかぜ」へ出動を指示。「すずかぜ」が潜水士を乗せ、「ほろべつ」も現場へ急行した。「すずかぜ」から2名の潜水士が海中へ飛び込み、救助へ向った。無事に転落者を「ほろべつ」へ揚収し、救助は完了した。
 訓練終了後、「すずかぜ」による、電光掲示板による118番の周知活動を実施した。
 海上保安庁は、昨年から1月18日を「118番の日」としている。第1管区海上保安部(小樽)が、昨年受けた118番通報4万1,425件のうち、249件が海の事件・事故で、99%が間違い電話だった。
 小樽海上保安部・熊谷与志彦管理課長は「無事に訓練が終わった。間違い電話が多いので、118番のデモンストレーションを見て、118番と頭に思い浮かべ、間違いのないようにして欲しい」と話した。
 その後、見学者は、小樽地方合同庁舎1階ロビーで開かれている、海上保安業務や118番をアピールするためのパネル展を熱心に見学していた。
 「118番」の通報の流れや、「生命を守る」と題しての業務の様子の写真を展示。東日本大震災への対応や、海上保安部員が撮影した津波の映像も上映された。潜水服姿の潜水士が、用具の説明や見学者の質問に答えていた。
 市内の男性は、「海上保安の訓練の様子を見たことはあるが、人が海に飛び込むところは初めて見た」と、本番さながらの訓練の厳しさを実感していた。