海洋冒険家・堀江謙一氏のトークショー開催 小樽港マリーナ

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otarumarina21.jpg 小樽港マリーナ(株式会社マリンウエーブ小樽・中松義治代表取締役社長)は、2012年マリーナ新年トークショーを、1月21日(土)17:00から18:00まで、グランドパーク小樽(築港11)5階樹海の間で開催した。大勢の聴講者で会場は満員となった。
 「海族からのメッセージ(海の魅力とチャレンジスピリット)」と題して、海洋冒険家・堀江謙一氏を迎え、蛇社常務取締役・田久保雅巳氏、小樽港マリーナオーナーズクラブ会長・松岡高博氏が、海の魅力とチャレンジ精神について語った。
 堀江氏は、1962年に世界で初めてヨットで太平洋単独横断に成功し、50年近く航海に挑戦し続けている。2008年には、世界初の波の力だけを頼りにする波浪推進船でハワイから紀伊水道までの約7,800kmの航海に成功した経歴を持つ。
 田久保氏は「15年前までは、1年間に冒険した人は50件以上いたが、昨年は20件でかなり減少している。スポンサーもつかなく、冒険を称えることが少なくなった」
 堀江氏は「50年前に太平洋をひとりぼっちで冒険したが、言葉の意味を知らず、部活の延長のようだった。冒険は、チャレンジの一種でチャレンジすることが大事である」
 松岡氏「何かしようではなく、なるべく逆らわない。ダイビングで言うと、逆らわない、無理をしない、気構えしないこと」と3人のトークが繰り広げられた。
 堀江氏は、3年ペースで冒険してきたが、2008年の最後の航海よりペースが落ちてきた。100歳までやりたいと、健康管理はできていると話し、2008年の航海でウエーブパワーボート(波浪推進船)について話し、波の方が安定して波を吸収し、揺れを半減できると話した。
 小樽の魅力について
 堀江氏は「小樽は、ロシアに近くアジアの国が近い、日本海に向き、遊びたいところが沢山あり、パラダイスでもっと開けてほしい。ヨットがアジア大陸に向っているので、引越しをしたいくらいだ」と述べ、田久保氏は「囲まれているから安全で、大きなエリア。ジュニアが育ち大人になって海を楽しんでもらいたい」。松岡氏は「小樽は海が綺麗で食べ物が美味しい。マリンスポーツに関わる人が減少しているため、底辺づくりが大事」
 今後について
 堀江氏「最後の航海としては、無寄港を2回しているので、多寄港世界一周をしたい。出港したら帰ることを考えない航海がしたい」。松岡氏は「トークショーで勇気をもらった。冒険心が薄れていたが、チャレンジしていこうと思う」と話し、時間となった。
 会場では、海族のあこがれ・堀江氏の話を熱心に聞いていた。