雪あかりのワックスボウル ボランティアが制作中

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 小樽雪あかりの路では馴染みの押し花入りの幻想的なワックスボウル。市立小樽美術館(色内1)1階の作業室で、ボランティア6名が、1月13日(金)より、平日14:00から21:00まで、こつこつと作業に精を出している。
 あらかじめ実行委員が各エリアに希望数を聞き、今回は400個が目標。1月23日までに164個が完成した。 販売分は、毎年ほとんど完売となるが、12月中に500個を完成させた。
 作り方は、風船に水道水を入れ、直径17cmくらいに膨らんだ風船を、65℃のロウの中に何度も浸ける。ロウの温度は高くても付かず、低くてもなめらかにならない。経験により、65℃が最適だと分る。浸ける時間は短く、深く入れず、さっと上げる。長く浸けると最初に付いたロウが解けたり、深く入れると風船が割れてしまう。
 簡単そうでも実際に作ってみると、引き上げるタイミングやロウの厚さなどが難しい。その動作を120回くらい続け、1個に10分〜15分かける。結構な重さの風船を何度も浸ける動作は、手や腰が痛くなる大変な作業だ。冷やし固まったら、風船を割り中の水を捨てる。形を整え、押し花をセンス良く貼り付けていく。1日25〜30個を完成させる。
 押し花は、ボランティアが集め作ったものや、送ってくれる人もいる。雪あかり開催中は、会場で使い残ったロウを回収し、鍋に溶かし芯を取り除き固め、来年再利用するためにロウ固めておく。
 この1週間の作業で、作品にも成長がみられると先輩ボランティアに褒められていた大学1年の駒美菜さんは、「今年からワックスボウルのボランティアをしている。ボランティアは、小学5年生の時から経験。楽しみながら作っている」と話し、小樽観光案内人の竹内勝治さんは「いろいろなワックスボウルができ、それが面白く、みんなでわいわい話しながら、楽しく作業している。観光客や見に来ている人に、『きれい』と言われると続けて良かったと思う」と話していた。