「小樽市小中学校図工美術展」が、1月25日(水)から29日(日)までの10:00〜17:00(最終日15:00)、市立美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開かれている。
市内小中学生が、図工や美術の時間に作り上げた作品1,065点(小学校364点・中学校701点)が、会場いっぱいに展示されている。子供たちの夢が広がる、いろいろな美術作品が展示され、一見の価値ある作品展となっている。この時期の恒例となっており、初日は153名の来場者があった。子どもの作品を見に来た父兄や祖父母の姿が多くみられ、また、授業の一環として見学に来た学級もあった。
様々な作品があり、絵画は、小樽運河や校舎の窓から見える景色、見覚えのある建物やお寺などが丁寧に描かれている。画用紙いっぱいに描かれた各学校からのひまわりは、どれも元気良く、黄色の花びらにはそれぞれに個性が出ている。自画像の版画は、人物の特徴が出ていて人物像が想像できる。切り絵や彫刻、ピーマンなどの野菜を本物のように作ったものや焼き物と、立体的な作品も多く展示され、子どもたちの発想の豊かさに感心させられる。
市内中学2年生を持つお母さんは「子どもの版画が展示されているので見に来た。上手に出来ていた。中学生の斬新な作品を楽しみに来ている。よく考えるなあと感心する作品が多い」と話した。