雪あかりバックヤードツアー 散策とキャンドル製作

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backyard1.jpg 「小樽雪あかりの路」期間中、あかりが灯される前の会場を散策したり、スノーキャンドル製作体験ができる「雪あかりバックヤードツアー」が人気となっている。
 今年は4年目を迎え、2月4日(土)・5日(日)・10日(金)・11日(土)・12日(日)の5日間、15:00からと16:00からの1日2回、会場を1時間かけて散策する。ボランティアガイド「おたる案内人」が会場を案内する。
 昨年は、5日間で322人が利用し、今年は300人を目標としている。15人の案内人がそれぞれ交代で参加し、「案内人」を学ぶ5人がアシスタント役となった。
 2月10日(金)の16:00からは、4班に分れ(1班10名前後)、ホテルビブラントオタルを出発。1班は、河野隆さんが案内人となり「雪あかりの路は、ひとりひとりの手で作られたオブジェで、灯されているロウソクは、北海道小樽に1社だけあり、そこで消えないように工夫されて作られたものである。札幌雪まつりは『動』だとすると、小樽雪あかりの路は『静』のようだ」と解説。
backyard3.jpg 浅草橋から運河会場へ向かい、石碑や運河を説明。オブジェを見ながら中央橋へ。「運河プラザの建物は、間口が広く奥行きがあるレンガ建て、小樽の軟石を使い、北前船が若狭から積んできた瓦を使用した。屋根にある鯱は、前6体・後2体ある。運河は、大正12年に完成し、はしけのため水路として使用していた。現在の運河になったのは昭和61年で、小樽観光元年と言われ、観光資源として誕生した。当初の運河は北運河に1/3残っている」と説明した。
 中央橋から旧手宮線へ。日が暮れない16:00台から徐々にあかりをつけるボランティアや、オブジェを手直しする企業の社員の姿が見られた。雪あかりの路の名称は、伊藤整の詩集のタイトルが「雪明りの路」で、イメージがぴったり合うとつけられたと話した。
backyard2.jpg 美術館前のスノーキャンドル製作体験コーナーでは、雪が降り続く極寒の中、参加者は、雪をバケツに詰め、型を取りロウソクを灯し、記念撮影をしていた。ワックスボールの製作も見学した。金融資料館や松田ビル、バインの建物を説明し、ホテルビブラントオタルへ戻り終了した。
 河野さんは「ガイドは、知識も必要だがマナーも必要だと思う。それを学ぶために5人が参加している。年々リピーターも増え、市民も多い。バックヤードツアーが認知されてきたように思う」と話す。
 札幌在住の女性は、「雪あかりの路は、温かみのあるイベントで、ボランティアも精力的に動いている。中国からの留学生や他から来た人と知らないもの同士がこのツアーで言葉を交わし、手づくりらしいお祭りだと思う」と感想を話した。