100日荒行の帰山報告式 妙源寺で11名の僧侶が水行

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 法華宗妙源寺(長橋3・勝信院日慧・林勝信住職)では、同寺修徒・林勝惇師が一大発心により、千葉県市川市にある「祈祷根本道場遠寿院大荒行堂」へ入行許可を得て、平成23年11月1日から平成24年2月10日までの寒100日間の苦しい荒行に耐え、無事に加行成満した。その帰山報告式が、2月13日10:20より同寺で開かれた。
 修行は、2:30に起床し、23:00まで1日7回の水行を行い就寝。朝夕2回の食事(一汁一菜)と、読教三昧苦修練行が100日間続いた。
 水行式の11名の僧侶は、皆、ひげと髪の毛が伸びたままで、10:20より、同寺院から150m離れた檀家から、一行の行列が練り歩き、檀家信徒がうちわ太鼓を叩いて出迎え、沿道を埋め尽くした。
myougenji.jpg 境内には、7:00から役員が準備にあたり、特設会場が設けられ、水を張った11個の樽が準備された。昨日の天気とは打って変わり、青空が広がる穏やかな日となった。
 大勢の檀家信徒や隣接している長橋幼稚園の園児たちが見守る中、11:15から、1人の僧侶の賭け声でふんどし姿の僧侶11人が入場し、祈祷し、掛け声とともに一斉に勢い良く水を浴び水行が行われた。
 勝惇師は修行の様子を「空腹と眠気との戦いで、初行は雑務が多く、足が痛く歩けなくなるほとだった。寒さと飢え、体の痛み、心の葛藤があった。修行を終えて、家族に会え喜びを感じた。これからは、温かい人間になりたい。苦しい時に手を差し伸べることができなかったので、これからは、修行を積み力になることができると思う」と話した。
 市内の女性2人連れは「今日は仕事を休んで来た。25年前にも今の住職が同じ修行に出かけ、住職の水行は何度か見たことがある。住職の人柄に出会い感動した。厄払いも多くの人が来ていて、柵を作らず、言葉やうわべだけではなく、心に響くことが多い」と話していた。