教育・防災・観光などを質疑 市議会で一般質問


 小樽市議会の一般質問が、29日(水)13:00から、本会議場で開かれた。各会派から7議員が質問に立ち、教育・防災・観光問題等について質疑を行った。
0229council1.jpg 中島麗子議員(共産)は、おたる運河ロードレースについて、「タイム制限の参加条件が厳しいと思う。受付時にパンフレットを配布しても、持って走れないという声があるし、小樽の受付会場に出店がないので、様々なサービスがあっても良いと思う」と質問。
 中松義治市長は、「実行委員会で協議してもらいたい」と答弁した。
0229council2.jpg 安齋哲也議員(一新)は、教育力と学力の向上について、「小樽商科大学の学生を小中学校の授業に配置するなど、市の教育力と学力の向上のためにも連携すべき」と質問。
 上林猛教育長は、「小樽の教育財産を有効に活用するため、商大と協定を結び、放課後や長期休みの宿題などのサポートをしてもらおうと思っている」と答弁。
0229council3.jpg 新谷とし議員(共産)は、防災について、「安定ヨウ素剤を市として保管するべき」と質問。
 中松市長は、「国や道でいつそういう計画になるのか、早く計画を作って頂きたい。それに合わせて計画を作りたいと思う」と答えた。
0229council4.jpg 千葉美幸議員(公明)は、防災の取組みについて、「女性の意見を反映出来る仕組みを作って頂きたい」と質問。
 中松市長は、「防災会議に女性登用出来るよう改定したい」と答弁。
0229council5.jpg 中村岩雄議員(一新)は、日本海側拠点港について、「大型クルーズ客船受入れは、早期対応が必要」と質問。
 市長は、「既存施設を活用したいと思っている。勝納ふ頭に関しては、大型クルーズ対応の機能強化を行う」と答弁。
 山田雅敏議員(自民)は、空き家の適正管理について、「条例の制定の必要がある」と質問。0229council6.jpg
 市長は、「後志の町村会や開発建設部、後志振興局、建築士会などによる廃屋空き家対応委員会に参加し、条例の研究を行っており、この検討結果や他都市の事例を踏まえ検討したい」と答弁した。
 3月1日(木)からは、予算特別委員会が開かれる。
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