巡視船「しれとこ」解役~記念パネル展と船内見学会~


shiretoko.jpg 約33年間の長期にわたり、小樽の海を守り続け、小樽海上保安部(港町5)で活動してきた巡視船「しれとこ」が、3月26日(月)で解役することになった。
 このため、同保安部では、3月3日(土)から26日(月)まで、ウイングベイ小樽(築港11)2階5番街、喜久屋書店前で、解役記念パネル展を開き、巡視船「しれとこ」の長期間にわたる活動状況を紹介している。就役時からの写真やパネルや年表を展示するとともに、巡視船パーパークラフトなどを配布している。
 巡視船「しれとこ」解役~記念パネル展
 2代目の「しれとこ」として、沖縄から小樽へ配置替えとなる新巡視船「しれとこ」は、平成21年3月竣工、全長89m、幅11m、約1300トン、速力約27ノット(約50km)以上で、旧船よりも大型化し、ヘリコプターが着船可能な飛行甲板を装備。推進装置はスクリューでなくウオータージェット、赤外線捜索監視装置を装備するなど、格段のレベルアップが図られている管内初の1000トン型(拠点機能強化)巡視船。
 この新巡視船「しれとこ」船内見学会が、3月26日(月)13:00から15:00まで、小樽港色内ふ頭で開かれる。予約不要で無料。操舵室やヘリコプターが着船可能な飛行甲板など、船内外が見学できる。
 新巡視船「しれとこ」見学会