ストックウォーキングで健康増進 

 「おたるストックウォーキングの会」(鴈原康夫代表)は、3月27日(火)、小樽市総合体育館周辺のコースでのウォーキングを楽しんだ。
 平成17年に発足し今年で8年目を迎える同会は、現在会員124人、平均年齢72歳。天候に関わらず、毎週、火曜日と木曜日の10:00に、小樽市総合体育館前に集合し散策を楽しんでいる。
 3月27日(火)は好天に恵まれ、白い雪に反射した太陽の光が眩しく、暖かい春を思わせるウォーキング日和。専用のウォーキングポールを持参し、歩きやすいスタイルで35名が集合した。最初にストレッチを10分間ほど行いウォーミングアップし、早歩きコースとゆっくり歩きたいコースに分れ、一列に並んで、体育館周辺4kmを40〜50分かけてウォーキングを楽しんだ。
 小樽商科大学・中川喜直教授のカリキュラムに学びんだウォーキング技術の資格を持つインストラクター7名と、保健所主催の歩くランニングを学んだウォーキングサポーターが指導にあったている。
 ストックウォーキングの良さは、両手足を使い、4本の足で歩くイメージで行い、転倒防止と推進力を手で担うため足の疲れが少なく、距離を伸ばし歩くスピードを上げることができる。消費エネルギーは、普通に歩くより2割増。歩くことの良さに更にプラスされるものが多くなり、体の活動に有益なスポーツとなっている。
 鴈原代表は「会員を増やすことよりも、現在の会員の健康を維持し、健康寿命を伸ばすことを目的としている。みんな仲良く友だちとなり、良い雰囲気を保つよう心がけている」と話す。
 同会では、年10回ほど、保健所のシステムに則り、「食事のあり方」「ガンの予防について」などの勉強会や、道路の清掃、桜見学バス旅行など活発に活動している。木曜日は、長橋なえぼ公園も会場としている。
 ストックウォーキング歴8年の中川さんは、「心身共にリフレッシュしている。来れる時だけに来て、休む気兼ねもなくとても助かる」と話し、軽やかにウォーキングしていた。