次期衆議院選・道4区 菊地葉子氏(共産)擁立


kyosanto0420.jpg 次期衆議院選挙の北海道4区(小樽・後志・手稲地区)に、共産党が、前小樽市議会議員の菊地葉子氏(60歳)を擁立することを決めた。
 4月20日(金)13:00より、市役所内市政記者室で、日本共産党小樽地区・千葉隆委員長と菊地葉子副委員長、小貫元市議会議員が、記者会見を開き発表した。
 千葉委員長は、「次の4区候補者に共産党の小樽地区委員会副委員長の菊地葉子さんを擁立して戦いたい。2代政党づくりが大きく破綻する中で、国民の皆さんが新しい政治を求めて、暮し、北海道の農業、環境、原発のない社会をどう作るかということで、政治に対する思いを切実に探求している中での選挙になる。前回は、候補者を擁立できなかった状況であったが、道民の皆さんに4区の有権者の皆さんに、こういう政治の道もある、こういう改革の方法もあると示したい。菊地葉子さんには、道議選挙でお世話になったが、引き続き総選挙でも全力を尽くしたい」と話した。
 出馬を決意した菊地葉子さんは、「昨年の道議選挙では残念な結果となり、応援してくれた方々の思いに答えたい。1年間様々な活動に取り組んできた。有権者の皆さんは、この時点で、消費税の増税問題や社会保障の充実でどれほど切実な思いを持っているかと身を持って感じてきた。今、野田首相が消費税増税の法案を通したいという中で、6割の国民が反対し、今増税されたら困ると声を上げている。小樽市内でも色々な形で会ってきた市民の切実な声でもある。応援してきてくれた皆さんと共に、国政でも、誰もが住みやすい人の命を大事にされる政治、国政作りが求められていると思う。小選挙区で皆さんの願いを投じる一票、この一票を投じられる候補がいないとダメだと思い、立候補に至った。原子力発電所をゼロにする活動、TPPに反対する市民の声をしっかりと国政に届けたいと考えている」と述べた。
 道4区の次期衆議院選挙に向けては、すでに民主党現職の鉢呂吉雄氏の出馬が決定的で、今回の共産党・菊池葉子氏の出馬が決まったことで、残る自民党の候補者が注目されるが、これまで自民党の候補者選びは迷走を続けおり、いつ誰に決まるかに関心が集まることになろう。
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