企業の期待を背負い 小樽商工会議所合同入社式



 小樽商工会議所の平成24年度新入社員合同入社式が、4月2日(月)、小樽経済センター(稲穂2)7階大ホールで開かれ、真新しいスーツ姿の新入社員53名が、社会人として新たな一歩を踏み出した。今年の同所会員企業の新入社員は18社53名で、昨年より6社6名少ない。
 山本秀明会頭は「企業では、貴重な財産として活躍されることを期待している。小樽商工会議所としても、ひとりひとりが1日も早く企業の戦力として成長発展し、小樽の経済の発展に寄与されるよう期待する。健康管理に充分気を付け、社業の発展に、力を尽くすよう期待する。事業主の皆さんに、若く前途ある新入社員の方々を温かく、厳しく、地域に役立つ立派な社会人に育てるようお願いしたい」と式辞を述べた。godonew.jpg
 中松義治市長は「歴史と魅力ある街で働くことに自信と誇りを持ち、活躍してもらいたい。前途が明るく、素晴らしいものであるよう期待する」と述べた。
 入社2年目の田中酒造株式会社・前川明彦さんは「気持ち良く買物をしてもらえるよう、日々心配りを忘れず仕事をしている。地域社会に役立つよう努力をしていきたい。自分の仕事を持てることに喜びや感謝の気持ちを忘れず、会社の発展のために、自分の成長のためにがんばりましょう」と激励した。
 新入社員を代表して、稲垣工芸株式会社・成田大祐さんは「今後、職場人として、様々な喜びや困難に出会うと思うが、皆さんの言葉を心の糧として、1日も早くそれぞれの職場の社風を自覚し、本日の気持ちを忘れずがんばりたい」決意を述べた。
 閉式後、記念講演として「短所を長所に、不安をやる気に変える!」と題して、ネイチャーコーチ西條恵里子氏の講演が行われた。
 新入社員セミナーが、4月5日(木)8:50〜17:00と6日(金)9:00〜17:00に、同センター7階大ホールで予定されている。