勝納川に踊る鯉のぼり 春の風物詩



 雪解け水が滔々と流れる勝納川の両岸を結んで、5月5日のこどもの日を前に、今週から”鯉のぼり”が泳ぎ始めた。
 市内新富町の南樽市場脇を流れる勝納川の眞砂橋を挟んだ約400m区間に、約300匹の”鯉のぼり”が、川面の春の風を受け、元気良く泳ぎでいる。
 この川をまたいで泳ぐ鯉のぼりは、10年前から地元の町内会が飾り付け、今では春の風物詩ともなっている。
 小樽は積雪がゼロとなったが、川の両岸には、まだ雪が残っており、残雪と雪解け水の上を泳ぐ鯉のぼりは、北国ならでの光景を現出している。