石原裕次郎記念館 おもしろ撮影館


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 株式会社石原プロモーションでは、石原裕次郎記念館(築港5・石原まき子会長)の出店として「おもしろ撮影館」(色内1・浅野謙治郎館長)を、小樽運河沿いに、4月25日(水)からオープンし、話題を呼んでいる。
 小樽の観光名所・小樽運河の浅草橋街園の向かいに新設された「自分で撮るおもしろ撮影館」は、1階に巨大なワシやシロクマ、ゴリラなど造形物(約20体)やトリックアート(4ヶ所)の前で、自身を自分のカメラで自分が撮り、トリック写真を制作できるユニークな撮影館。
 発案者は、館長である浅野氏で、4~5年前から構想を練ってきた。「石原プロは、映画の会社なので、撮影を基本とした何かを作ろうと考えた。スタジオには、バックパネルを背景に映す手法があり、静止画のスクリーンプロセスをヒントに考えた」と話す。

 巨大な造形物は東京で作り、会場で組み立てた。照明も石原プロの専門家がセット。アングルは、浅野館長が最適な場所を決め、カメラ固定台を設置。その場所で撮影すると、ワシに連れ去られるトリック写真や、弁慶に薙刀で切られるシーンを撮ることができる。また、館内到るところに、宇宙人とUFOが散りばめてあり、こんなところにもと、発見する楽しさもある。
 2階は、大都会や西部警察で使用した石原プロ所有のカメラやライトを展示。人間万華鏡は、正12面体ミラーで作られ、イリュージョンの世界を作り出している。かわいい宇宙人とベンチでツーショットも写すことができる。
 出口付近の1階のショップでは、西部警察グッツや、ボーダーTシャツ(同館限定)、ウエットスーツ販売会社・株式会社モビーディックのハギレを再利用したコインケースやキーホルダー、ペットホルダーの販売コーナーや、裕次郎コレクションでは、レコードジャケットのキーホルダーやマグネット・70種類を各500円で販売しており、裕次郎ファンにはたまらないグッズとなっている。
 浅野館長は、「写真を写す時、人はみんな笑顔になっている。それを見た時に、何か写真を写せる場所はと考えた。デジタル時代にアナログ的な造形物があってもいいじゃないかと、子どもを対象とし、子どもが行きたくなるような場所、子ども達に見てもらい楽しんでもらいたい。外国からの観光客にも楽しんでもらいたい」と話している。
 営業時間:9:00~19:00(6〜8月)、9:00~18:00(1~5月・9月~12月)
 休館日:12月27日〜1月1日
 入場料:中学生以上1,000円・小学生500円
 裕次郎記念館共通チケット:中学生以上1,800円・小学生500円
 問合せ:0134-31-1122・0134-31-1112(FAX)
 小樽石原裕次郎記念館HP