101匹の鯉のぼり泳ぐ 済生会新病院工事現場



 北海道済生会小樽病院(梅ヶ枝町8・近藤真章院長)は、今年101周年を迎え、現在、築港地区で新病院建設工事を着々と進めている。5月5日(土)のこどもの日を前に、その工事現場に4月30日(月)から、101匹の鯉のぼりが、元気良く泳ぎ始めた。
 済生会の新病院建設は、敷地面積:19,147.41㎡、建築面積:6,489.33㎡、延べ面積:18004.46㎡、構造:鉄筋コンクリート造。階数:地上5階・地下0階、軒の高さ:21.2m、最高の高さ: 21.8m。工事期間は、2011(平成23)年12月1日から2013(平成25)年7月31日まで。
 2011年12月に着工し、現在は基礎工事の真っ最中だ。この工事現場には珍しい鯉のぼり101匹が、大型重機や大型ダンプカーの巻き上げる砂塵をものともせず、4月30日(月)から5月6日(日)までの1週間、泳ぎ続ける。
 「新・済生会小樽病院の空に鯉のぼりを元気に泳がせよう!」の企画は、同病院と工事関係者(熊谷組)との話し合いの中で生まれたもので、「最近なかなか見かけなくなった鯉のぼりですが、地元小樽の子供たちや市民をはじめ、小樽を訪れる観光客の皆様に、笑顔をプレゼントできたらと思っています」(同院)としている。
 広い工事現場を泳ぐ鯉のぼりは、この地域の活性化のシンボルのように、腹に風をいっぱい受けて、小樽の空を元気良く舞っている。
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