「こども読書週間」で人形劇開催 市立図書館


gutyokipa1.jpg 市立小樽図書館(花園5)では、こども読書週間(4月23日~5月12日)に合わせて、5月6日(日)14:00から2階視聴覚室で、おたる子ども劇場の自主活動で人形劇サークル「ぐうちょきぱあ(高多恵子代表)」による人形劇が開かれ、77人が楽しんだ。主催は市立小樽図書館。
 プログラムは、「森のなかまとくぬぎの木」と高代表のお話「わらの屋根の家」と「ぼくらかみなり見習い中」。キーボードの生演奏に合わせて、キツネやリス、クマ、ウサギなどが登場し、軽快に動く人形に、子どもも大人も人形劇の世界へ入り込み、時間を忘れて楽しんだ。gutyokipa2.jpg
 人形劇サークル「ぐうちょきぱあ」は、今回、生演奏者も含めて60歳前後の女性9人のメンバーでの公演。おたる子ども劇場の会員が、自分たちも何かやってみようと考えて結成し、20年以上となる。図書館では、毎年GWに開催し、恒例行事となっている。
 おたる子ども劇場の事務所を練習場所の拠点とし、週1回練習をしている。人形劇に使われた人形は、本を参考に動きを考え、同会で手作りしたものを使用している。「森の仲間とくぬぎの木」の公演は新作となる。
gutyokipa3.jpg 「ぼくらかみなり見習い中」は、会員の安達久美子さんが、以前子どもの本に載っていたものを脚色した作品で、何度も披露している。市内の保育園や幼稚園で、年4~5回の公演を行っている。公演を終えて安達さんは「公演が近くなると図書館の2階で練習していたが、3月にも公演があり、新作の練習時間が無かった」と話しながら、公演の疲れも見せず、後片付けに追われていた。
 市内の幼稚園年長組の渡部朱梨ちゃんとお母さんは「昨年も見に来て、今年も楽しかった。図書館では、土曜日に行われている映画の会も利用している」と話し、GW最後の日を親子で楽しんだ様子だった。