小話で本に興味を!「大人の学校」読み聞かせ研修会


otonaschool.jpg 第1回「大人の学校」兼「読み聞かせボランティア研修会」が、6月14日(木)19:00から色内小学校(稲穂5・安井能彦校長)2階図書室で開かれた。
 色内小学校PTAでは、「大人の学び」を通じて親睦を深め、大人が学ぶ姿を子ども達に見せることを目的に、平成24年度「大人の学校」を開校し、今年で3年目となり参加者を募っている。そのための第1回研修会が開かれた。
 「こどもに本を読ませたい悩める大人に!」と題して、子どもの本や文化の紹介・書評などで活躍する赤木かん子さんを講師に迎えた。色内小学校PTAやOG、読み聞かせボランティア、教育関係者、大人の学校入校者など50名が集まった。
 赤木さんは、文学の流れや大人の役目などについて、現在の子どもたちに人気のある本や図鑑を示しながら、「本は自主学習の道具。本を読めるところまで連れて行くのが、教師の仕事。子どもたちにある程度知識を入れると、自分でその先を知りたくなる。あとはどこに向かっていくのかは本人の問題。子どもに本を出して読めと言っても読まないので、教師には小話をして本に興味をもってもらうようにしてもらいたい」などと語った。
 参加した同小3年生男子の母親は「親としては本を読んでほしい。字を読めばよいと思っていたが、目から入ることも大事。男の子は、まさしくデータ系ギネスブック好きで、女の子とは違うと感じた。最初に本の題名が次々出てきたが、分らなかった。勉強不足だった」と話していた。