新病院「地元企業や適正価格で」建設業界が市長へ要望書


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 市内建設業界は、6月21日(木)、小樽市役所(花園2)市長応接室に中松義治市長を訪ね、新市立病院建設に関しての入札方法や設計価格等についての要望書を提出した。小樽建設事業協会・中野豊会長他8名が来庁した。
 小樽建設事業協会・小樽管設備工業協会・小樽電設会、小樽建材商社懇話会、小樽鋼製建具・硝子懇話会、小樽地区コンクリート共同組合、小樽砕石協同組合から、中松市長と並木病院局長へ要望書が手渡された。
 中野会長は「3月と5月に入札中止となり、市民や関係者は残念に思っている。3回目の入札について、6月11日の市立病院調査特別員会で説明があった。3回目の入札にあたっては、予定価格の再設定があるかと思う。第三者的な機関を含めての徹底的な精査を願う。入札の方式としては第1回目と同様、地元を中心とした入札方式でお願いしたい」と要望した。
 小樽建材商社懇話会・西條文雪会長は「資材調達及び工事をする場合は、地元で生産されたものを優先してもらいたい。市内業者からお願いしたい」と要望した。
 中松市長は「1日も早くと望んでいる。市民や関係者の方々に申し訳なく思う。3回目に向けて、2度はあったけれど、3度目はないという決意で、市長部局にいろいろな部会を立ち上げ取り組みたい。辞退には、価格の問題が大きい。仕様、資材の調達を含め取り組みたい。入札にあった趣旨、内容を踏まえて行いたい」と述べた。
 また、並木病院局長は「知恵を出し合い、強い要望を成功させるよう協力をお願いする」と話した。
 要望書