平成24年度夏期食品一斉取締り始まる


lidfood.jpg 小樽市保健所では、平成24年度夏期食品一斉取締りを実施し、「夏期に多発する食中毒などによる食品の事故防止を図るため食品関係営業施設の衛生状態や食品の衛生的取扱い、添加物の適正使用及び適正表示などを監視指導し、併せて食品の収去検査を行うことにより、市民の食の安全を確保する」としている。
 一斉取締り実施期間を、6月25日(月)から8月24日(金)までとし、実施方法は、生活衛生課食品衛生監視員7名が、施設への立入検査や食品を収去検査等行う。
 初日の25日(月)は、11:30から長崎屋小樽店地下1階の弁当・そうざい販売コーナーで、生活衛生課食品衛生監視員2名が、カツ丼弁当と、カボチャコロッケ、なすの肉詰めカツの収去検査を実施した。市内15店舗を予定している。
 同保健所では、弁当及び惣菜の衛生規範に準じて、細菌検査の内容を照らし合わせ、包装形態や内容量、賞味期限などについても調べる。結果が分るまで3日間ほどかかり、結果を各施設へ報告し、必要に応じて指導している。
 平成23年度夏期一斉取締りで立入検査した施設数は、延べ1,764施設。食品の収去検査数は187件、食品衛生法違反は4件(いずれもアイスミルク)で規格基準違反、衛生規範不適合は3件だった。