熊碓神社祭典で初演奏 桜中吹奏学部



 小樽市立桜町中学校吹奏学部(川田絹恵顧問)は、6月30日(土)から始まった熊碓神社祭典の初日のステージで、17:00から、1年から3年までの部員24名全員が出演し、お揃いのTシャツ姿で熱演奏した。
 小樽市立桜町中学校(桜1・渋谷和則校長)は、1962年に創立。今年で50周年を迎え、「桜中50周年記念事業実行委員会」を立ち上げた。テーマは、「地域との『絆』とこれからの私たち〜『50年の伝統、そして感謝の思い』を心に刻み、未来へつなぐ〜」とした。
 町内会から吹奏楽部へ、祭りでの出演依頼がきて、2ヶ月間の練習をかさね、記念事業の一環として初出演となった。
sakuratyu2.jpg この日の小樽は、15:30に最高気温30.1℃となった。夏本番を思わせる汗ばむ陽気の中、お祭り会場には大勢の人が集まり、屋台や出店を楽しむ人々でごった返していた。ステージ前の広場にも、演奏を待つ大勢の観客が詰めかけ、予定時間より早めに準備を整え、演奏を開始した。
 「夏祭り」「ワイルドアットハート」「上を向いて歩こう」「ヘビーローテーション」「どんなときも」を演奏し、温かい拍手を受け、アンコール曲「タッチ」の全6曲を演奏した。浴衣姿の小さな子どもは、聞き覚えのある曲が演奏されると、曲に併せて手拍子をしていた。
 川田顧問は「普段は校内で演奏することが多いが、外へ出て演奏し、良い経験となり、生徒達にも励みになった。出演の依頼がきて、みんな集中して練習した。曲が速くなったりもしたが、外での演奏をみんな楽しんでいた」と話した。
 桜町中50周年記念事業実行委員会・池田克也実行委員長は、今回初めての出演で、堂々と演奏し良かった。みんなイベントのために熱心に練習していた」と語った。
 50周年記念事業として、7月28日(土)に行われる潮ねりこみへの参加や、11月16日(金)には記念式典を本校体育館で行なう。
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