小樽運河クリーンプロジェクト1000人祭り


Ocleanproject.jpg たった1人で妙見川河口の小樽運河合流域で清掃活動を続けてきた、小樽商科大学OBの湯谷拓朗さん(25)が、大規模な市民運動として行政へ働きかけようと、「小樽運河クリーンプロジェクト1000人祭り」を企画した。
 湯谷さんは、小樽商大在学中によさこいサークル「翔楽舞」に所属し、活動中お世話になった小樽へ恩返しが継続的にできないかと、地域貢献活動を考え、観光資源の小樽運河が汚れているので、これを一番の課題とした。江別に住んでいた湯谷さんは、運河の清掃活動では数々の問題にぶちあたったが、市民やまわりの温かい支援により解決してきた。昨年6月中旬から7月中旬の1ヶ月、早朝4:30〜5:30、妙見川河口の小樽運河合流域で清掃活動を行った。その後、毎週土曜日5:30から7:00まで清掃活動を続け、活動を知った市民や学生ら20名弱が、現在参加している。
 湯谷さんは、街全体の意識を変え街を綺麗にしようと、「第1部~小樽の運河ワールドカフェ~若者集え 運河を変えよう!」を、8月4日(土)9:00〜12:00に、小樽市いなきたコミュニティセンター(稲穂5)で開催する。小樽観光ガイドクラブ顧問で、トンボハイヤー常務取締役の山川隆氏による「小樽の歴史」と、元ソニー上席常務で天外塾を主宰する天外伺朗氏による「日本人にとっての水のあり方、街と運河の関係について」の講演会を開く。未来像を自分の中で醸成することをねらいとしている。定員66名、参加料500円(飲み物・菓子付)で予約が必要。
 9月8日(土)10:00~12:00には、第3号埠頭多目的広場に集合し、小樽運河周辺から中心地を清掃する「第2部~小樽運河の大そうじ~」を行う。小樽商大マジプロメンバーが中核となり、企画・運営・広報を担当。市民と商大生との接点を持ち、街を活性化させる市民運動にしたいと、小・中学校単位での参加や、1,000人を目標に多くの参加者を呼びかけている。
 問合せ:090−1524−8160、メール