入船六三町会の売店と子ども樽みこし 住吉神社例大祭

irifune63-1.jpg  入船六三町会(山内ミエ子会長)では、小樽総鎮守・住吉神社例大祭に伴い、7月14日(土)、入船交番横の広場で売店を開き、子ども樽みこしが町内を練り歩き賑わった。

同町会は、第六公区の「六」と第三町会の「三」を合わせ、昭和27年に「入船六三町会」としてスタートし、会員が安心していきいき楽しく生活できるような町づくりを目指し、昨年60周年を迎えた。入船2・3・4丁目を範囲とし、当初は730世帯あったが、引越しや高齢化に伴い、現在は600世帯近くになった。共育の森学園も同町内会に属し、小樽女子短大があった頃は、町内の行事に学生が参加し、手伝いをしたり国際交流などもあった。

会長を3期6年目を務める山内会長は、「このイベントが町内会のメインのイベントで、住吉神社が近くにあり、毎年売店を開いている。会員のアイデアで年々売店が充実し、みんなが協力して開かれている。高齢化に伴い、町会も会員が減っているが、日々感謝の気持ちを忘れず過ごしたい」と話した。

irifune63-2.jpg 今年の売店は、土・日に開く予定で、6月から打ち合わせを行い、準備を進めてきた。開店時間は14:00〜21:00で、女性部が中心となり、豚串2,200本、おでん1,800本を各100円で、焼ソバ500食は200円で提供している。

 おでんの味噌だれは、1週間かけてじっくり練り上げた。今年から加わった1本100円の割り箸刺しのきゅうりの漬物や無料のポップコーンを、提灯の下でお祭り気分を味わいながら食べることもできる。

13:30から子ども樽みこしがスタートし、1時間半近くかけて町内を練り歩き、子ども達の元気な声が響いていた。樽みこしを担いだ入船小学校4年生の伊藤赳君は「疲れたけど楽しかった」と話し、母親は「女性部の方々が頑張って売店を開き、とても良いことだと思う。神輿を担ぐ子ども達が年々少なくなっているが、これからも続けて欲しい」と話した。

15日(日)も売店と樽みこしが行われる予定となっている。