残り布でオリジナルブローチ制作 消費者協会


brooch1.jpg 小樽市消費者協会では、恒例のリサイクル教室を、7月18日(水)13:00から、小樽市消防庁舎(花園2)6階で開いた。同協会組織部の4人が講師となり、残り布でブローチ作りが行われた。
 参加者は、講師達が胸につけている作品を参考に、持参した残り布を型紙に合わせて裁断し、ぶどう粒の大きさの物をいくつか作り、それを組合わせて、ブローチに仕上げた。それぞれの感性で組み合わせ、花の形やぶどうの形にしたり、次々とオリジナルブローチが出来上がった。
 何度も参加している常連や針仕事に慣れている参加者が多く、細かい作業にも器用に対応していた。完成したブローチを胸に付けたり、参加者同士見せ合ったりと楽しんでいた。
 同協会では、不用品を改良し新しい物へ再利用させ、タンスに眠っている着物からバッグ、帯からティッシュボックス、ネクタイからポシェットなどへ変身させ、数々のアイディアを紹介している。brooch2.jpg
 同協会組織部・山崎啓子部長は「絹や木綿の方が縫いやすいと思う。皆さん手馴れた方ばかりで、上手にできた。組織部としても、次回は何を作ろうかと考え、皆さんに喜ばれる物をと思案している」と話した。
 一番早く完成した女性は「楽しかった。何度も参加し、ここで覚えたことを生活に活かしている。趣味でいろいろと作り楽しんでいる」と笑顔で話した。
 8月は、2年に1度の「おたる消費者まつり」を開催。次回のリサイクル教室は、9月を予定している。
 現在、同協会では、電動ポータブルミシンが不足しており、ミシンの寄付を募っている。