青年海外協力隊員 長谷川純子さんが帰国報告

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jicahasegawa.jpg 青年海外協力隊平成22年度1次隊員(職種:理学療法士)の長谷川純子さん(31)が、ブルキナファソ(西アフリカに位置する共和制国家)とマラウィ(アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家)での約2年間の派遣を終えて帰国。7月25日(水)、市長を訪問、派遣の様子を報告した。
 長谷川さんは小樽出身。札幌医科大学を卒業後、理学療法士として働く。以前から海外に興味があり、妹が長期でニュジーランドに居り、海外が身近になった。JICA(国際協力機構)の広告を見て、自身にも何か出来ることがあるのではと参加を申し込んだ。2010年6月から2011年4月に、西アフリカのブルキナファソの障害リハビリテーションコミュニティセンターへ派遣された。理学療法士助手がひとりで切り盛りしていたところで、治療方法のサポートや補助器具担当者と足首を固定するものや足の長さを埋めるものを身近にあるもので作った。医療器具は不足し、使いづらいものが多くあった。治安悪化のため、2011年4月に一時帰国。同年9月から2012年6月20日まで、アフリカ・マラウィの国立総合病院の理学療法科で患者のリハビリ訓練指導等、日常業務を行う。1,000床ある大きな病院で、1日少なくて15人、多くて30人の患者を看ていた。
 市長は、「どうのような環境であったのか、食事や気候、理学療法士として思い通りにできたのか」などと質問し、長谷川さんは、「困っている人や患者のニーズは、海外でも同じで、楽にしてもらいたい、家族もよくしてもらいたいなど、日本の経験をそのまま活かした。食事は、現地食を楽しめ、自分で調理し振舞い、美味しいと言われた。マラウィは、穏やかな気候だったが、ブルキナファソは、砂漠の影響で、気温が50℃近くになり大変だった」と話した。
 市長は「日本の国際的な貢献としてとても大事なこと。これからは、支援役になってもらい、頑張ってください」と話し、長谷川さんは「これからは、国際協力とリハビリテーションの生の声を伝えたい」と答えた。
 派遣を終えて「日本が恋しくもあり、今まで仲良くなり、友達も家族同然となり、寂しさもある。役に立てたのか、これで良かったのかと考えた。日本は、恵まれていると思う。派遣先では、病気でも病院へ行けず、交通手段もない。病院に来れた人は裕福で、その後ろには行けない沢山の人がいる」と話した。
 9月からは北海道医療大学に勤務し、4月から新設されるリハビリテーション科学部理学療法学科の助教となり、障害者の生活環境についての研究を行う。
 北海道医療大学