小樽の少年少女使節団 ダニーデン市へ出発


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 姉妹都市であるニュージーランド・ダニーデン市への小樽市少年少女使節団(団員6名・引率1名)の出発式が、8月7日(火)11:00より、市役所別館(花園2)第1委員会室で行われた。
 小樽市とダニーデンは、昭和55年(1980年)7月25日に姉妹都市提携を結び、昭和62年から、少年少女使節団を相互に派遣し、今回で13回目となり、これまで104人が訪問をしている。
 本市在住の中学生をダニーデン市に派遣し、異なる文化を経験するとともに現地の青少年との交流を通じ、友情や相互理解を深め豊かな国際感覚を醸成することを目的としている。
 今回は、市内中学1〜2年生の女子5名と札幌へ通う中学3年生男子の1名の団員と、教員時にオーストラリアに訪問経験のある小樽市教育委員会職員1名が引率する。披露する歌の練習を含めた講習会を3回ほど開き、準備をしてきた。
 出発式では、団員と引率者が、自己紹介と一言ずつ心境を語り「緊張しているけれど楽しみたい」などと語った。中松市長は「失敗を恐れずに、積極的にコミュニケーションを深め、小樽の代表として多くの人と交流をしてもらいたい。一昨年に訪問したが、ダニーデンは、歴史的な建物があり美しい街である。ダニーデン市も皆さんの訪問を楽しみにしている。安心して交流を深めてもらいたい」と話した。
 この後、ダニーデンで披露するニュージーランド先住民族の歌を会場で披露し、市役所正面玄関で記念撮影し、家族や関係者らに見送られ、バスに乗り込み旅立った。
 一行は、8月8日(水)夕方にダニーデン市に到着。滞在中は、ホームスティや市長表敬訪問、学校訪問、オタゴ博物館見学をし、13日(月)午前にダニーデン市を出発し、14日(火)夜に小樽へ帰る。
 15日(水)14:00より、市長応接室で帰国の報告会が行われる予定。