スポーツ吹矢全道大会 小樽運河支部が健闘


sportfukiya09021.jpg 第4回スポーツ吹矢全道大会が、9月2日(日)、岩見沢市総合体育館で開かれ、全道15支部の内14支部95名が出場し、熱戦が繰り広げられた。体育館内は、厳しい残暑と熱気で、競技者は汗を流しながら、精神を集中させ、的をめがけて矢を吹き、得点を競っていた。
 スポーツ吹矢は、性別・年齢を問わすに気軽に始められる国民的スポーツ。腹式呼吸を取り入れ、健康を目的としたエクササイズ。競技では、1ランド(3分以内)に6mから10m先の的を定め、長さ120cm・内径13mmの筒を使用し、5本の矢を吹いて合計点で競う。的は中心の白い部分が7点、その外側の赤い部分が5点、その外側の白い部分が3点、さらに外側の黒い部分が1点とされる。会場は静まりかえり、的に矢が当たる音が響き、競技者には、精神の統一と集中力が求められる。
sportfukiya09022.jpg 日本スポーツ吹矢協会小樽運河支部(稲垣廣次支部長)からは、6名が参加し、団体戦から始まり、個人戦(4ランド)では、的までの距離6mと8m部門で競技した。
 同支部の結果は、個人戦の6m部門で貝洋一さんが見事優勝。特別賞パーフェクト賞(1ランド35点満点)と基本動作優秀賞を小倉芳晴さんが受賞した。小倉さんは「日頃の練習と努力が大切と今さらに感じた1日だった。楽しかった」と感想を話した。
 団体戦(24チーム出場)は、同支部より2チームが出場し、同点の7位。上位とは僅差だった。大会終了後、稲垣支部長は「来年の大会に備え新規会員を増やし、『心技練磨』の向上を目指し、健康のため、楽しく練習しましょう」と述べた。(写真提供:日本スポーツ吹矢協会小樽運河支部)