第11回フォトクラブ234写真展が、9月3日(月)〜9日(日)、北海道新聞社小樽支社(稲穂2)1階おあしすで開かれている。
フォトクラブ234(藤松佳晃代表)は、道新文化センターやさしい写真教室終了の仲間が集まり、名前も第22期・23期・24期(1995〜1996年)の234を取り名付けた。2002年に第1回目芙美の会・二四季の会合同写真展として、丸井今井「美術ギャラリー」で開催した。第3回目からはフォトクラブ234写真展となり、現在に至る。当初は、12名の会員だったが、現在70歳代の6名となった。
当クラブのモットーは、当時の講師・故田村豊茂・元道新写真部長の言葉で、「好きな写真を撮ることであり、自分が満足できればそれが一番良いことである」としている。2ヶ月に1度偶数月に例会を開き、写真の話をしながら、お互いの親睦を深め、写真撮影の腕を磨いている。
今年のテーマは、「花」と「自由」、四つ切と2Lスタンド写真32点を展示している。会員が日常生活で見つけた花、ユリや梅・スイセンをアップで写したものや、旅先での風景、神仙沼や旭岳のチングルマの綿毛など色鮮やかな作品が並ぶ。
写真歴17年の加藤慧子さんは、デジタル写真が多い中、リバーサルフィルムを使用し、手宮緑化植物園のサンシュや水天宮の桜などを出展し、「気候の良い時期に風景や花を写している。以前、旅先で滝や人物を写したところ、良く撮れていなくて、旅の思い出の写真を上手に写したくて習い始めたのがきっかけだった」と話した。
作品にはどれも撮影場所が書かれていて、見る人へ配慮されている。
第11回フォトクラブ234写真展 北海道新聞社小樽支社1階おあしす
9月3日(月)〜9日(日)10:00〜17:30(最終日〜17:00)