小樽の大トリの花火大会 祝津の空に1,800発



 小樽の花火大会の最後を飾る「第8回おたる祝津花火大会」(同実行委主催・青塚忍実行委員長)が、9月8日(土)19:00から行なわれ、1,800発の花火が次々と上がった。
 同花火大会は、祝津小学校開校130周年記念と小樽市鰊御殿復活記念を兼ねて2005(平成17)年にスタートし、今年8年目を迎えた。祝津小学校は、平成25年3月31日で閉校となり、137年間の幕を閉じることとなった。
 花火打ち上げ前の17:00から、小樽水族館駐車場が無料開放され、小樽鰊御殿前浜から同駐車場までが会場となり、20店もの露店が並んだ。今回初出店の小樽商大マジプロのメンバーは、地元の若手漁師と露店を出店し、和光学園の手作りパンも販売していた。
 同駐車場では、花火見物のため、市民は、敷物を敷いたり、椅子を並べたりして、露店やステージを楽しんだ。イベントステージでは、オールディズバンド演奏、威勢の良い神輿渡御(北海男塾)や迫力ある潮太鼓演奏などが行われた。花火を見ようと多くの人が車で押し寄せ、幹線道路では渋滞を巻き起こしていた。
 予定時間を数分遅れて、記念花火、大漁祈願、企業協賛など、1,800発の花火が会場の空に次々と上がり、大きな歓声が起こっていた。晴天に恵まれ、夜は涼しく過ごしやすい気温となり、小樽の大トリの花火は、市内や近郊からの大勢の見物客で賑わった。