ダンスうんどう塾 色内小で楽しいダンス授業


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 小樽市立色内小学校(安井能彦校長・稲穂5)では、9月20日(木)、1・2年生41名が「リズム遊び」の授業で、ダンスうんどう塾の小林英夫塾長と中村ひとみ氏と菅尾範子氏を講師に迎え、ダンスうんどうを学んだ。
 同校1年担任の古谷教諭が、前赴任校で、ダンスうんどうの授業を経験。リズムにのって踊ることを子ども達に体験させたいと、ダンスうんどう塾に指導を依頼し実現した。
 初日は9月13日(木)に行われ、2回目の授業である20日(木)は、前回学んだリズムを思い出し、生徒達はそれぞれ体を動かしていた。
 ダンスうんどう塾では、平成16年度から3年計画で実施した文部科学省の「子どもの居場所づくり新プラン」に初年度の計画段階から携わり、小樽市の「地域子ども教室」としてスタートし、3年間コーディネーターを務めた。市内26の小学校で、子ども達にダンススポーツの初心者学習法を指導した。現在も実施している各小学校の「地域こども教室」で、指導ボランティアとして参加している。
ironaidance1.jpg 今回は、2・3時間目を使い、小林氏が、子ども向けにリズムの基本となるメレンゲリズムを、手本となりながら分りやすく説明しながら指導した。日本では、なかなかメレンゲリズムを習得するチャンスがなく、そのため表現する動作が上手くできない。ここでは、みんなにそのリズムを習得してもらいたいと話し、このリズムを覚えると、ヒップホップでも踊れるようになる。リズムを覚え、手を動かしてステップに進んでいく。良く見て真似をして体を動かすようにと指導していた。
 小林氏の掛け声で何度も練習し、8つの基本パターンを曲に合わせて踊った。「上手だね」「上手くなったね」と子ども達は声をかけられ、笑顔が溢れていた。
 小林氏は「音楽を聴いて体が心地良く揺れることがダンスの定義。これを習得しやすいように考えたのが、『ダンスうんどう』。形から入るのではなく、リズムから入り、ダンスの醍醐味が味わえる。子ども達の笑顔が見たくて指導している。色内小学校の子ども達は、素直さが体の動きから出ている」と、笑顔で話していた。
 9月29日(土)に、同校「地域子ども教室」でもダンスうんどうが行われる予定となっている。