9月4日(火)から開かれていた小樽市議会第3回定例会は、24日(月)13:00から本会議を開き、平成23年度の決算議案15件を除く、平成24年度補正予算をはじめとした議案・条例案・報告など15件を可決・承認・同意し、閉会した。
同定例会には、公設水産市場の清掃委託料(269万9,000円)、不活化ポリオワクチンなどの予防接種費(3,700万円)、当初予算で一部保留としていた除雪費(1億5,000万円)、小中学校の図書館図書整備費(130万円)、平成22年度の繰越金を財政調整基金へ積立てる13億2,992万5,000円など、合計21億4,501万6,000円の平成24年度補正予算と、平成23年度決算、各種条例案、報告など27件が提出されていた。◎平成24年小樽市議会第3回定例会提出予定議案
このほか、最終日の本会議で、教育委員会委員に上林猛・末永通の2氏の再任、固定資産評価審査委員会委員に杉下清次氏の選任、人権擁護委員に石上源應氏を再任する人事案件が3件が追加提案された。採決では、決算議案15件を除く、議案・条例案・報告・人事案件15件について、全会一致または賛成多数で可決・承認・同意となった。
国や道への意見書案では、オスプレイの配備の中止を求める意見書、中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書など7件が、全会一致または賛成多数で可決。東京電力福島第一原発事故原因の徹底究明・検証、関西電力大飯原発は停止し北海道電力泊原発の再稼働をしないことを求める意見書は、共産党・民主市民連合・一新小樽が可決に賛成し、可否同数となり、議長裁決で否決となった。
決算議案15件は、9月28日・10月1日~3日の4日間で開かれる決算特別委員会で審議される。