今、小樽の球児たちが熱い。先日に、全道2連覇した北照高校野球部に続き、中学生の硬式球団「小樽リトルシニア」が、9月・10月に開催された秋季全道大会新人戦に勝ち抜き、10月13日(土)に札幌で行われた決勝戦で優勝し、来年3月の全国大会への切符を勝ち取った。
小樽リトルシニアは、今年で創部15周年。一昨年に、創部以来の全道初優勝を果たしたのち、その全国大会でベスト4となり、その後も各大会で全国大会に出場するチームに成長した。初優勝した一昨年の選手数は20人ほどだったが、今では50人となり、その結果、選手間での競争が激しくなり、総合力が増大した。
同大会では、ブロック戦で6試合のうち5勝(1試合雨天ノーゲーム)の好成績。決勝トーナメントでは、1試合でコールド勝ちするなど、レベルアップしたチーム力を見せつけて優勝し、全国大会出場を決めた。
村上武洋監督は、「前回出場した時はベスト4だったので、来年の全国ではそれ以上を目指す。打線と守備は前回と同レベルまでの実力だが、凡ミスが多く、後半にもつれたりして、いらない失点をするところが弱点。選手が増えたため、選手同士の競争も激しいので、ミスをしていれば交代に繋がる。そういったところでチーム力を強くしたい」と話す。
全国大会は来年3月。全国各地から強豪63チームが出場する。リトルシニアに所属する中学生が卒業すると、今度は小樽の強豪北照でプレーすることにも繋がり、小樽の野球レベルが着実に強くなってきている。(写真提供:小樽リトルシニア)
リトルシニアでは、遠征のための寄付金を1口1,000円から募っている。
振込口座:北海道銀行入船支店(302) 普通預金口座番号0700531
口座名義:小樽リトルシニア球団事務局 寺田壽(テラダヒサシ)
◎小樽リトルシニアHP
