今村充子・鹿嶋和子"二人展" 古屋ギャラリーで開催


doubleshow1.jpg 道展会員・古屋五男氏が開く絵画教室で学ぶ今村充子さんと鹿嶋和子さんの「二人展」が、10月23日(火)から28日(日)まで、古屋ギャラリー(花園4)で開かれている。
 今村さんと鹿嶋さんは、古屋絵画教室で7年前から共に学び、この2年間に描き溜めた油彩15点ずつの未発表作品を展示し、賛助作品として、古屋氏ら6名の6作品が、二人展を応援している。2人は、2年前にも「三人展」を開いている。
 鹿嶋さんの作品は、絵画教室から足を伸ばして、ヨーロッパ、グアム、桜島と国内外で得た作品。今村さんは、身近なものをモチーフにした作品。それぞれの自信作を出展している。
 二人展の開催を薦めた古屋氏は、「2人は、感性が鋭く、絵に対して優れ、成長も早い。意気込みを持ち続け、2人の持ち味を出している。まさに”継続は力なり”と言える。絵に対する情熱が、湧き上がる原動力となり、花や景色を見て描きたいとう気持ちが原点。作品展という目標を持ち励んでいる」と話した。
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 今村さんは、「靴の絵が気に入っている。もっと上手になりたいと思い、絵を生活の糧にしている。作品展では、アドバイスをもらい励みにしている」と話し、鹿嶋さんは、「日暮れ時の運河の絵が気に入っている。先生の声賭けで二人展ができ、うれしく思う。絵に没頭した2年間だった」と振り返った。
 絵画教室で同じ題材で描いた作品には、2人の個性が表れている。案内のハガキに使われた鹿嶋さんの「けしの花」は、よその庭先に咲いていた花を写真に収め描いたもので、「愛しい孫」と題した作品には4人の顔が並んでいる。今村さんは、絵画教室で描いた「にしん」を案内ハガキに載せ、にしんの特徴を上手く捉えている。
 今村充子・鹿嶋和子”二人展”
 10月23日(火)〜28日(日)10:00〜17:00 古屋ギャラリー入場無料。