小樽朗読友の会・大井さん 厚生労働大臣賞受賞

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fumikoohi.jpg 小樽朗読友の会に所属する大井芙美子さんが、今年9月に朗読録音奉仕者感謝行事開催に伴う厚生労働大臣賞を受賞し、10月9日(火)10:00より、市役所(花園2)2階市長室で、小樽市長へ報告した。
 大井さんは、平成2年、広報おたるの表紙に、ヘッドホンをつけ朗読をしている人の写真を見て、自分もやってみたいと思い、音図書製作ボランティア養成講座を申込み受講した。同会へ入会し、21年間朗読奉仕に携わっている。また、所属するボランティアグループでは、役員を長く務め、運営に積極的に取り組み、熱心に後輩を指導している。
 大井さんの総朗読録音時間は約2,117時間。朗読録音した図書名数は225タイトル。録音内容は正確で、とても聞きやすいとの評判。平成22年には全国表彰を受賞している。
 朗読録音奉仕者感謝行事は、財団法人鉄道弘済会・社会福祉法人日本盲人福祉委員会が主催。視覚障害者の教育環境の向上に尽力する奉仕者の功績に対し、感謝の意を表するために開かれている。「厚生労働大臣賞」は、朗読録音奉仕者の技術の向上並びに更なる普及を図ることを目的としている。
 小樽朗読の会(輕部亮子会長)は、昭和47年に、朗読者の養成を開始し、創立42年。現在100名の会員で、小樽市内からの利用者は約40名。定期刊行物は、北海道新聞の後志版を中心に生活面やいずみなど、毎日録音し発送。『広報おたる』『市議会だより』の紹介、市内の情報『タウンガイド小樽発小樽行』や全国リスナーへお便りやリクエスト曲を紹介する『コーヒーブレイク』は、DJ風に録音している。全国各地沖縄からも聞けるようになり、約10万人の利用がある。利用者からは、大井さんを含め、とても聞きやすいと好評を得ている。
 中松市長は、「聴覚や視覚障害をお持ちの方が多いと感じている。生きがい作りや学ぶ大切さを改めて感じ、尽力に感謝する。朗読は気持ちが中に入っている。聞く側にとっても聞きやすくと賞状にも書いてある通りの重い賞状で、小樽市の宝です」と話した。
 大井さんは、「意気込みより先に本を読むことが楽しい。ご褒美を頂き嬉しく思う。技術の優れた方が多い中、聞きやすいと言われ嬉しく思う」と謙虚に喜びを語った。