壁にアザラシの絵 アザラシショーに"のぞみ"登場 おたる水族館

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 おたる水族館(手宮3)では芸術の秋に合わせて、「壁にアザラシの絵を描いてみよう」と、10月14日(日)11:00から15:00まで、海獣公園アゴヒゲアザラシプール向いの壁に、参加者が、思い思いのアザラシの絵を描き楽しんでいた。
aquaseal1.jpg 昨年に始まったこのイベントは、今年で2回目。昨年の絵は消えたものもあるがそのままにし、空いている場所にアザラシを油性ペンやアクリル絵具で描き足した。
 参加者は、笑っているアザラシや寝ているアザラシなど個性溢れるアザラシを描き、賑やかな壁となった。札幌からの小学5年生の男子は、「アザラシの絵を描くのは難しかったが、油性ペンで2頭描き、とても楽しかった。水族館では、普段見られない生き物が見られてうれしい」と話した。
 アザラシショーには、10月1日から、ニューフェイスの”のぞみ”が登場し、ショーを盛り上げている。
aquaseal2.jpg のぞみは、2011年4月16日に、おたる水族館で誕生したメスのゴマフアザラシ。現在、体重34.5kg、体長100cm。素直で頑張り屋の性格で、物怖じしない度胸を持っている。将来ショーの人気者になれる素質が充分あると期待されている。
 昨年は、4頭のゴマフアザラシが同館で誕生し、東日本大震災で被害にあった人々へエールを送る意味で、「のぞみ」「げんき」「ゆうき」「みらい」と名づけられた。他の3頭は、繁殖を考え、サンピアザ水族館(札幌市厚別区)・マリンピア松島水族館(仙台)・鴨川シーワールド(千葉)へ分散され、のぞみだけが残った。
 同館飼育部海獣飼育課長の角川雅俊獣医師は「一般的には4〜5歳でデビューするが、のぞみは、他のアザラシより早めで、性格的なこともあるが、新たなトレーニング技術を取り入れたり、スタッフの頑張りも大きい」と話した。
aquanozomi.jpg 14日(日)のショーでは、先輩アザラシ2頭と一緒に出演。ギャラリーには大勢の観客が詰め掛けた。でんぐり返しや輪を首にかけたり、滑り台を滑ったりと、次々とプログラムをこなし、大きな拍手を浴びていた。
 のぞみ担当の同館飼育部海獣飼育課・杉本美奈飼育係は「3頭目の飼育で、他の個体と比べて、飲み込みが早い。褒めてあげると伸びるタイプなので、褒めて伸ばしてトレーニングしてきた。昨年の9月頃にトレーニングを始め丸1年訓練し、10月1日にデビューした。ゴマフアザラシは、臆病な性格と言われているが、のぞみは、物怖じしないタイプで、堂々としている。今までの2頭は、ゴマフアザラシの性格そのものだった。普段通りにできたら、ショーでいけると思った。今後、ショーの人気者になってもらいたい」と話していた。
 現在、15:20のアザラシショーに出演しているが、今後、時間や回数は変更になることがある。
 ◎おたる水族館HP