『小樽市指定歴史的建造物』に3棟追加 指定書交付式

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reki-koufushiki.jpg 平成24年度の「小樽市指定歴史的建造物」の指定書交付式が、10月19日(金)13:30から、小樽市役所(花園2)市長応接室で行われた。
 小樽市では、1983年(昭和58年)に、「小樽市歴史的建造物及び景観地区保全条件」を制定し、貴重な建物の保存を図る必要から、市内全域を対象として歴史的建造物の実態調査を行い、保全すべきものを歴史的建造物として登録し、所有者の同意を得て指定したものが「小樽市指定歴史的建造物」としている。
 平成24(2012)年10月19日付けで、新たに追加指定されたのは、第75号・旧猪俣邸(現・銀鱗荘)、第76号・旧北海製罐倉庫株式会社(現・北海製罐株式会社小樽工場)、第77号・旧浪華倉庫(現・小樽運河倉庫)の建造物3棟。
 この3棟は、平成5年度の「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観審議会」において、「小樽市指定歴史的建造物」に指定することが適当と答申されていたが、ようやく所有者の同意を得たため、今年度の指定が決定した。
 中松市長は「3棟とも、もうすでに指定されていると思っていた。素晴らしい建物です」と話した。
 交付式に出席した北海製罐株式会社小樽工場業務係チーフの本間潤氏は「北海製罐はかなりの歴史があり、92年経つ。現在も、先代の建物で働き、製造し稼動している。先代の残した建物を、若い世代が守りながら付加価値を付け、外観に興味をもってくれる人が増えてくれれば良い。少しでも観光に協力できればと思う」と話した。
 今回、指定された3棟は、現在も現役で活用されており、小樽の明治・大正期のかつての繁栄を偲ばせている。
 平成24年度『小樽市指定歴史的建造物』に追加された建造物(3棟)