在住外国人20名が日本の伝統文化を体験

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 小樽在住の外国人を対象に、日本文化体験会が、10月20日(土)9:30から、小樽市生涯学習プラザ(富岡1)で開かれ、フランス、スペインなど8ヶ国の20名が参加した。
 小樽市、小樽市文化団体協議会が主催し、小樽在住の外国人に、日本の伝統文化の体験を通して、日本文化の理解を深めることを目的とし、平成6年度から年1回開催し、今年度は19回目となった。市に登録している通訳ボランティア5名が協力した。
 参加者は3つのグループに分れ、茶道(表千家小樽吉祥会・布施宗悦代表)、華道(草月会北海道支部グループ緑・奥村桂以さん)、書道(小樽書遊会・木村重夫さん)、ちぎり絵(にじの会・白鳥照子代表)を40分ずつ体験した。
 茶道体験では、参加者は慣れない正座をし、菓子の頂き方や、茶の飲み方の作法を学び、茶を楽しんだ。「とても美味しい」と、茶碗の拝見の仕方を教わっていた。
 華道体験では、講師の説明後、カスミソウ、ニューサイラン、バラなどを真剣に生けていた。植村さんは「皆さんお上手で、丁寧に生けている。花の生け方には、性格が表れる。先生と生徒が仲良く指導するよう心がけると、花を優しく仕上げられる」と話した。

 9月にスペインから来樽した小樽商大生のクリスティン・フェルナンデス・ゴメスさん (23)は、「体験会はとてもワクワクする。お花を生けたのは初めてで、とても綺麗。お母さんに見せてあげたい」と感想を話した。
 白鳥代表は「来年の干支のへびを用意した。干支は中国のものだが、日本でもよく使われている。和紙を組み合わせ、いろいろなへびを作ることができる」と指導していた。子ども連れでの参加者は、思い思いのへびを製作していた。
 書道では、最初に木村さんによる詳しい説明があり「日本は、漢字・ひらがな・カタカナの文字があり、書道では、漢字とひらがなが使われている。中国の顔真卿(がんしんけい)を手本に、漢字の基本をきちんと勉強すると書けるようになる」と話し、筆の使い方、線やそりの書き方を説明し、心を込めて書くよう指導した。「永」の文字は、すべてのパーツが入っていると各自練習し、手本を見て、「風」「花」などを書き、木村代表のパフォーマンスもあり、書道を楽しんだ。
 フランスから9月に来樽したマリ・ルラク・ド・ロシューブルヌさん(20)は、「高校の時から日本語を勉強している。日本の文化が大好き。書道は難しかった」と話していた。